うんち袋対応パンツがもたらす安心と可能性〜高齢者とペットの未来を守る一歩として〜

飼い主に“もしも”が起こったとき、ペットはどうなる?

2025年現在、日本では犬が約679万頭猫が約915万頭飼育されています(※2024年時点データ)。中でも注目すべきは、高齢者による単身飼育の増加です。ペットフード協会の調査によると、60代単身女性の犬飼育率は5.2%、**単身世帯全体で猫飼育率は5.87%**にものぼります。
👉 出典:一般社団法人ペットフード協会「令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査」
https://petfood.or.jp/data/chart2024/index.html

こうした中で、「飼い主にもしものことがあったら、ペットはどうなるのか?」という問題が現実のものとなりつつあります。

以下の記事では、ペットを誰にどう託すか、資金はどうするかといった「ペットの後見・信託」に関する備えが特集されました。
👉 出典:【日経電子版】「飼い主にもしものとき、ペット誰にどう託す?」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE20DF10Q5A810C2000000/

イタリアでは高齢ペットオーナーへの国の補助金制度があるなど、欧州諸国では行政レベルでこの問題に取り組んでいます。日本でも法整備や支援体制の強化が今後求められるでしょう。

老犬・老猫の介護と排泄問題――現場の“リアル”

高齢の飼い主と高齢ペット。両者に共通するのは「介護」が必要になるという現実です。

特に問題視されるのが「排泄ケア」です。加齢により、ペットが排泄を失敗することが増え、オムツやトイレシーツが必需品となっているものの、既存の紙おむつでは交換の手間などの新たな悩みも生まれています。

介護疲れからうつ状態になる飼い主も少なくありません。こうした排泄ケアの負担は、飼い主とペット両方のQOL(生活の質)を低下させる重大な課題となっています。

うんち袋が装着できるパンツが変える“介護”の風景

そこで私たちがOEM開発を提案するのが、「うんち袋一体型パンツ」です。

このパンツは、犬の排泄物を直接キャッチする袋がパンツに固定される構造で、排泄後の処理を格段に簡易化します。素材には、弊社が得意とする伸縮性のある生地、クッション性のある生地を使用することで、以下のような機能を実現可能です:

  • 柔軟性が高く着脱しやすい
  • 防臭・抗菌性能
  • 撥水性があり衛生的
  • 高齢飼い主でも扱いやすい軽量設計

こうした製品は以下のようなシーンで活躍します:

  • 自宅での高齢犬の介護
  • 旅行・通院時の移動中
  • 災害避難時の排泄管理
  • 皮膚トラブルを防ぎたい犬の夜間利用

オムツのように全体を覆うのではなく、うんち処理に特化した分離構造とすることで、ペットと飼い主双方のストレスを大幅に軽減できる仕様です。

OEM製品としての意義と、社会への貢献

当社は長年にわたり、機能性素材の加工や縫製OEM生産を強みとしており、ペット市場向けにも各種カスタマイズ製品を供給してまいりました。

今回提案するうんち袋一体型パンツも、その延長線上にある製品です。OEMとして提供することで、以下のような展開が可能です:

  • ブランド独自デザインでの製造(カラーバリエーション、サイズ調整など)
  • 量産と試作の両対応
  • 動物病院やトレーナー監修の監修モデルの共同開発
  • ペット介護市場への新商品提案力

製品を通じて、飼い主とペットの暮らしに安心と持続性を提供し、将来に向けた社会的備えの一助となることができます。

飼い主とペット、共に“老いる”時代をどう支えるか

日本では少子高齢化が進む一方で、ペットは“家族”として定着しています。しかし、社会制度はまだ追いついていません。

  • ペット信託や後見制度を活用した「備え」
  • 排泄や介護の手間を軽減する「製品開発」
  • 医療・介護・保険の分野との「連携」

この三位一体の取り組みが求められる今、ペット業界の一員として私たちが担える役割は大きいと感じています。それが「うんち袋付きパンツ」なのです。

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